2025.08.29
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階段について
みなさま こんにちは。
私が小学生の頃、夏休みと言えば!のひとつにお昼にテレビでやっていた稲川淳二さんの怖い話がありました。当時は話のオチのたびにビクついていた記憶があります。あたりの話だと夜のお風呂の時間が無性に怖かったんです。
怪談ではなく、階段のお話しをしようと思います。

失礼いたしました。
本日は家づくりにおける階段についてです。
家づくりにおいて、平屋か2階建てかで悩まれる方も多いかと思います。このふたつの大きな違いは階段の有無です。約1坪(2帖)程のスペースを使用します。しかし住宅に係る費用が上がっています。大手ハウスメーカーでは坪単価が100万円を超えるというお話はもはや驚くこともなく聞く話になっています。ということは階段のスペースはそれだけの価値がある場所ということにもなります。
その階段の設置場所としっかり活用する方法をご紹介していきます。
・リビング:最近はこちらが多くなってます。空調の効きに影響があるといわれますが、断熱性能をしっかり確保すれば防げる問題ではあります。階段下はヌックやテレビスペースでの活用がオススメです。収納にしたい方はオープンな棚など魅せる収納がよいでしょう。
・玄関ホール:少し前まではこちらが主流だったと思います。顔を合わせずに行き来できるのでコミュニケーション問題が生じるという話も出ます。活用法はトイレや物入的な収納が向いています。比較的暗い場所になるケースも多いので高温多湿をさけたいものの収納などもよいかもしれません。
昨今の間取りはスペースの兼用が重要といわれています。単純な廊下などは極力減らす傾向で、少なくとも収納などと兼務させることが多いです。階段下なので天井が低くなってしまうことが多くなりますが、活用しない手はありません。
そしてデザインも重要です。特にリビング階段にする場合はちょっとオシャレな階段選びをオススメします。それだけでお部屋の雰囲気も上がります。もちろん鉄骨などを使用したスケスケの華奢な階段は少々高くはなりますが、壊れたりするものではないイニシャルコストのみと考えれば少しは割安感も感じられます、
ホール階段では壁に囲まれた階段室のような形状が多くなっています。この場合部屋とみなされて少々固定資産税が上がってしまうということもありますので選択の際にはくれぐれもご注意ください。
家づくりは選ぶことがとてもたくさんあります。そして階段選びは間取りを考える上で初期段階から決めていなくてはなりません。階段が決まらないと間取りが定まらないのです。せっかくの家づくりですから、ちょっとした迷いも楽しんで選んでいただけるようお手伝いができると幸いです。
それではまた。
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