2024.04.12

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中古住宅と建築基準法

春の荒天が続きますね。大好きな桜を楽しめる時間がとても短いのは仕方ないとはいえ、雨風が強い日々は晴れ舞台が多いこのシーズンには少し残念かなと思ってます。

みなさま こんにちは

お花見はいきましたか。私は近隣数カ所の桜を少し愛でることができました。温暖化?なのか桜の咲く時期も3月の寒い時期だった記憶ですが、やっぱり桜は4月がいい気がします。

さて、みなさんは建築基準法はご存じでしょうか?この法律は制定から最新基準まで1971年、1981年、2000年と改訂をしてきました。

2000年以前の旧基準の家は耐久等に問題があって価値が大幅に低くなっているなんて言われています。そもそも2000年ですら既に築20年以上になる家が多いので価値に関しては難しい判断ですが、その以前の基準となるとなかなか築年数が古いため何とも言えません。

ですが、2000年以降の基準を満たしている住宅であれば現在と比べても大きくは見劣りしないものが増えてきています。

いわゆる断熱リフォームを行えばしっかり住める家になると思ってます。窓の改修工事と断熱の見直しだけでも住環境は大きく改善します。過ごしやすいとされる環境は室温が22~24℃、湿度が40~60%となります。近年はその環境が健康にも大いに影響があると言われています。

2000年頃ですと窓はまだアルミサッシの単板ガラスが主流かと思いますので内窓の追加や2重ガラスへの交換だけでも室内環境は変わります。しかも窓は補助金が使えますので状況次第ですが、改修は健康にも家計にもとてもやさしいリフォームと言えます。

断熱リフォームによって電気代は概ね安くなりますが、それだけではなく快適な室内環境になることで体調不良のリスクが軽減できるので医者に行く時間や手間、お金などその他もろもろが省けることとなりいいことだらけです。

注意点としては家の一部のみの改修の場合、その効果が得られない可能性があるということです。昔のお家ですと、テレビのある居間にストーブとヒーターとこたつがあったお宅もあったかと思います。その延長で居間のみに改修を施しても室温の一定化などの効果は得られないのです。暑さ寒さの原因のかなり大きな要因は窓です。居間の窓だけ性能を向上させても家全体の向上にはつながりません。

部分的に断熱施工する場合は確かにコストは下がりますが、間取りなどによっては難しい場合もあるのでそこは応相談になります。もちろんリフォームに対して何を優先させたいかによっても変わります。暑さ対策と寒さ対策では工事内容も変わる可能性があります。

リフォームは一件ごとの内容が変わるので気になる方はお気軽にご相談ください。

その家に何年住むのか、ということを家探しの念頭に置いてみると今までの家づくり計画と少し違った視点になれるかもしれません。


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