2023.12.22
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変動?固定?賃貸?持家?
みなさまこんにちは。 今度はケチャップが値上げだそうです。
どっちがいいですか?という疑問や〇〇の方が、というのはいつでも話が尽きません。ということで今回は家づくりを検討し始めた方が最初に悩むであろう2大どっちがいい問題についてです。こういったお話のときに、〇〇の方が断然おトク!なんて言い方を目にします。ですが、あくまでフラットな目線で進めていきますので、辛口がお好きな方には刺激が足りないかもしれません。
・住宅ローン金利について
ー変動金利
なんといっても現在の超低金利は魅力的ですよね。0.3%とかもあるようですが、こんな低金利がどこを探してもなかなかありません。気を付けなければならないのはその名の通り、返済中に金利が上がったら返済額も増える、ということです。リスクも含めて小まめにお金の管理が出来て、借換とかさっさと出来ちゃうタイプの方ならおすすめできます。現状の固定金利と比べると総支払額は3~400万は安くなりますが、それは35年間金利が上がらなかったらという前提でのお話です。”5年ルール”、”125%ルール”というものがありますのでしっかり理解して選びましょう。
ー固定金利
変動と比べて少し金利は高く設定されていることがほとんどですが、現在でも充分低金利です。35年後までの予測はなかなか立てられないと考えると、安定派の方はだんぜん固定がおすすめです。正直大体の方がこれがいいのではと思ってます。変動の場合、全てではありませんが年2回の見直しがあります。変動で触れたルールについてですが、5年は返済額は変わりません。ですが、その内訳が変わり元金の返済額が減るということがありえます。また、125%ルールというものも存在し、毎月の返済額は2.5割までしか上がりません。つまり金利が上がりすぎると、元金を返せないなんてこともあります。
子育て支援、住宅ローン「フラット35」金利下げ検討 政府 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
・持家か賃貸について
ー賃貸
デメリットから考えると高齢時に借りられなくなる、とか自分のものにはならないので家賃を払い続けなければいけない、とかもありますが、ある程度自由に場所やコスト的なものも選べるメリットが大きいです。長い人生ですから転機がふとしたタイミングで訪れるかもしれません。それもまたいいものばかりとは限らないものです。勤めていた会社が倒産したり、急な転勤だったりなどなにがあるかわからないものです。フットワークが軽めの方なら賃貸という選択もまたひとつかもしれません。ただ最大のデメリットは茨城には魅力的な賃貸が少ないということです。
ー持家
土地の取得費用にもよりますが、まずは資金計画をしっかり行いましょう。賃貸なら最悪家賃の安い物件にすぐ引っ越せばいいのですが、持家を取得すると数十年は住宅ローンを払い続けなければなりません。限度を超えるローンを組んでしまってはどんなに素敵な家を建てても生活がままならなくなります。確かに人生で一番高い買い物となる方がほとんどなので沢山の希望や要望を詰め込みたくなるのですが、それはあくまで予算内でのお話です。多少見劣りする部分があったとしても住めば都だったりします。実家の狭い部屋でも賃貸の物件でも暮らしていると意外と愛着が湧いて可愛くなっていくものだったりします。もちろんやれる範囲では精一杯やりたいことをやって、住みたいと思える家を作ることは新しい生活の活力にもなりますのでとても大切なことです。
子育て、持ち家か賃貸か メリットと注意点を比較 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
どっちがいいとか、劣っているとか、そういったものはないと考えています。
その方々の人生設計や考えに合わせた選択でありますし、不正解はないものなので楽しいことばかりではありませんが、精一杯楽しんで生きたいものです。
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