2023.07.07

未分類

夏の暑さ対策

暑い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。今年の梅雨も全体としてはあまり雨が降らなかったという印象ですが、線状降水帯などでひどい大雨もありました。被害にあわれた方の少しでも早い復帰を願っております。

さて、夏本番を目の前にして今回は住宅の暑さ対策についてです。

まず結論です。一番大切なのは日射遮蔽です。

なんせ開口部(窓)からの熱の侵入は全体の約70%を超えてくると言われています。壁や天井などからも暑さが伝わってくるのですが、窓からの侵入に比べれば可愛いものです。

日経BPに掲載のものをイメージしてます。見苦しい絵でごめんなさい。

窓選びはとても大切ですが、ついてしまっている窓を簡単に変えることが出来ないのが日本の窓です。もちろん間取りの段階で対策が出来ていれば何も問題はないのですが、そうも言ってられません。後付けでもしっかり対策はできるのです。

例えばこんな商品もあります。

日本古来のすだれという類のものですね。施工時間も短くて、壁に穴を明けずに施工が出来る点もいいですね。窓ガラスにフィルムを張ることも効果はありますが、日射を軽減しているだけで遮蔽はしていません。ブラインドもしかりです。夏の日射は窓際にストーブを設置している程の熱量があると言われてます。想像しただけで汗かきそうです。

新築時の設計でこういったものが必要ないことがベストではありますが、立地の関係や外観へのこだわりなどで夏の日射遮蔽が充分できていない場合はこういったものでの対応がベターでしょう。

ロスしてしまう電気代に比べれば決して高価なものではないですが、ご自身での設置をするとコストはもっと下がります。

今は色々ありますね。素材選びを間違えなければ効果もしっかり期待できそうです。

まだ7月も中旬。一番蒸し暑いと感じるのは7月らしいのですが、暑さの本番はやはり8月。ピークはお盆くらいでしょうか。クーラーの効いた施設に出かけるとかそもそもの対策もありますが、健康で夏を楽しむということが何よりかと思ってます。くれぐれも熱中症などにはお気をつけください。

それではまた。


インスタグラムやってます。是非見ていってください。

pagetop