2025.08.22
BLOG
パントリーの設置
みなさま こんにちは。
酷暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。先日のニュースで今年もこの暑い夏は11月くらいまで続くようなお話をされていました。9月は8月と変わらず、10月になっても半袖、11月でも30℃以上の日がちらほらだそうです。お近くの筑西市では39℃を記録したみたいで。参りましたね。

そんな酷暑が続いていくと買い物にもちょくちょく行ってられません。そこで重宝するのがまとめ買いの味方、パントリーです。今後の家づくりにおいては大なり小なりこれが求められるのは間違いありません。とくにコストコがあるつくばエリアや業務スーパーがあるようなエリアではなおさらでしょう。セカンド冷凍庫も含めた合わせ技は家事の効率化だけでなく、まとめ買いでの家計のスリム化にもなります。なにより楽チンです。
・唯一の注意点
そんなパントリーですが、気をつけなければならない唯一のことがあります。それは消費期限の管理です。場所があるとついつい余計なものまで買ってしまい同じ在庫が2つ3つということが起こりえます。そうなると節約どころか無駄な出費や作業が増える始末です。スペースの確保に関してはリビングを1帖分狭くしてでも、設置をオススメします。
・パントリーのタイプ
ーウォークイン型:普通の食糧庫です。パントリーに関してはこのタイプがダントツオススメです。在庫のみであれば1帖ほどで充分な広さは確保できます。キッチン家電を収納したり、キッチン周りはスッキリさせるために、色々入れてしまうとなるとその分の広さが必要になります。冷蔵庫まで入れる際は排熱の問題があるため、パントリー入口付近に冷蔵庫スペースを確保するか換気をしっかり確保することが必要になります
ーウォークスルー型:回遊動線などを強く意識した間取りではこのタイプが便利です。買い出しから帰宅後、玄関近くにウォークスルーのパントリーがあると便利そうなのは容易に想像がつきます。注意点は通り抜けなのでその分、収納力が落ちるということです。0.5帖分は落ちると思ってください。
ー壁収型:パントリーは欲しいけど建坪をあまり増やせない場合はこちらです。壁面に収納スペースを設け、扉などでスッキリみせるタイプです。スペース自体はそれほど取れませんが、食器も含めたキッチンに必要なものを厳選しておけば充分対応可能です。移動距離も短くなるので動線効率は高いタイプのパントリーです。
もちろんパントリーは家の主役ではないのでこれを中心に考える必要はないのですが、私個人としては食事というのはとても大切なものだと思っています。間取りに対してキッチンが家の中心でよいとすら思ってます。思春期の子供でもおなかはすきますし、食を大切にする家族はきっとみんないい方たちが多いと勝手に思っています。間取りを工夫して廊下などを少し削っていけばパントリーのスペースをつくることは難しいことではありません。
いかがでしたでしょうか。料理や食事が好きなご家庭ではもはや必須の間取りのひとつです。家づくりの際には検討していきたいですね。
パントリーの話をしているだけで、おなかがすいてくるのはちょっとおかしいやつだなと思っています。
それではまた。
家のことについて相談してみる
\\\インスタグラムを覗いてみる///
緑設計(@midori_architect) • Instagram写真と動画
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆HPを見てみる◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆