2025.07.04

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トイレの予算をどう使うか

暑い日が続いてますね。今週は2件ほど測量に行っておりました。何とか豪雨にあたることはなかったのですが、なかなかの環境下でのお仕事でした。水分補給もしっかりしながらの作業ではあったのですが、さすが夏。トイレに行く回数は本当に少ない。水分補給が足りてないんでしょうね。水分補給でよく口にするスポーツドリンクもポカリやアクエリアスなどなど色々ありますが、目的や用途によって適したものが違ってくるということをつい最近知りました。

ということで今回はトイレの予算をどう使う?ということをやっていきます。

家の中でも確実に大活躍しますし、必ず必要なのがトイレです。トイレをつけない方はいません。室内での過ごし方は人それぞれですが、導入する設備は本当にピンからキリまでありますし、過ごし方にも大きく係わってきます。あなたならどういったトイレにしたいですか?

・便器

これは昨今意見が大きく分かれます。タンクレスの高級トイレとシンプルな構造のものでまず分かれます。この選択でイニシャルコストでも最低でも10万円以上、高級品では30万円以上の差額が生まれます。そしてこの高級品はもはや高級家電です。家電はどうしても故障がつきものなので修繕などの費用も掛かってきます。憧れでなく必要での導入なら止めませんが、シンプルなものをオススメしております。

20~80万円

・手洗い

便器一体型、トイレ室内手洗い、室外に手洗いを用意の3通りです。一体型は手洗いなしモデルでもそれほど金額は変わりません。室内手洗いは2万円程度で設置可能ですが、手洗いボウル付近への飛び跳ねは覚悟してください。サイズが小さなものが多いのが特徴ですが、その分しっかり周囲にこぼれます。室外に手洗いを用意する場合は造作をオススメしています。シンプルなもので最低限の仕様ならば10万円程度での設置になります。

0~10万円程度

・内装

主な目的は装飾ですが、調湿効果のある壁材など実務効果が出るものもあります。床材は清掃が楽なものが適していますし比較的安価です。無垢材などを壁材に採用すると数万円~ということにはなります。

数千円~数万円(便宜上3千円~3万円)

・照明

ダウンライトで充分ではありますが、ちょっと気の利いたペンダントライトや間接照明を採用すると場の雰囲気がガラッと変わります。照明器具自体は有名デザイナーのオリジナル等でなければ1万円程度です。ダウンライトはそれほどはしませんが差額は数千円です。

2千円~3万円程度

・空気環境

基本的には空気清浄機の導入の是非になります。スプレーや置き型の消臭剤で充分かとは思いますが、それでも気になる方は空気清浄機になります。

数千円~1万円程度

・アート

壁面に絵画やポスター、イラストをかざって室内を彩るというものです。スマホもいいですが、トイレくらいデジタルデトックスしてみてもいいかもしれません。

千円程度~

・造作棚

予備のペーパーを置いたり、トイレ読書用の本を置いたりなど目的は様々ですがいわゆるニッチの採用もおすすめです。サイズ次第にはなりますが、数万円みておいていただけるとありがたいです。

3万円程度(サイズ次第)

※給排水工事や紙巻機など必要なものは含んでおりません。予めご了承ください。

予算を大きく左右するのは便器選びということになります。たしかに高機能高性能便器は憧れます。ですが便器次第でその他設備の採用がかなり現実的になります。例えば便器のみ高級品を採用してその他は基準品のトイレ室か、便器はシンプルな機能のもので落ち着きのある雰囲気の空間をつくるか、全てシンプルなものにして別のところに予算を使うか。こだわりたい部分は人それぞれです。注文住宅をお考えでしたらトイレもちょっとひとひねりしてみてもいいかなって思っています。しっかり悩んで家づくりを進めていきましょう。

いかがでしたでしょうか。本日はトイレについてでした。予算を使いたい箇所としては実は見えない部分の躯体や断熱部分だったりします。そちらをしっかりさせた上でのお話しにはなるのでちょっとしたぜいたく品のお話ではありました。見えない部分は非常に重要ではありますが、日々触れる部分にもこだわりをちょっと検討してみてはというお話でした。

それではまた。


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