2025.06.27
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リビングルームの必要な広さ
みなさま こんにちは。
梅雨っぽい一週間でした。めぐみの雨ですが、気温が高すぎるせいでお米やお野菜の育成が、かんばしくないんだとか。美味しい夏野菜やお米の値段がまた上がってしまうんですかね。なかなか世知辛い世の中です。

さて、本日はリビングに必要な広さを検証してみます。昨今はリビングとダイニングはおおむね同じ空間にしていることが多いと思います。ですが今回はリビングのみとして考えてみます。リビングとダイニングを同一空間にするというのは昨今の住宅価格高騰などから端を発したスペースの効率化から始まっています。ただ結局のところ家族によってそれぞれのスペースに重きをおいて広くしてなどは変わってくるので別での考えです。個人的にリビングはテレビ視聴ルームと化している最近の流れはあまり好きではありません。家族で画面ひとつで同じものを見るっていうのもあまりない気がしますし、みんなスマホですよね。。。
で、リビングの広さに話を戻します。最低限の広さとして必要といわれているのは4.5~6帖程度といわれています。
下の図は4.5帖と6帖スペースにテレビ及び台、テーブル、2人掛けソファを配置したものです。

確かに充分足りそうです。特にテレビ視聴コーナーと考えれば悪くないでしょう。家族団らんスペースにしては少々狭い&くつろぎ方が強制されている感がありますね。
そしてこちらはお部屋を8帖に広げたものです。空いたスペースでなにかできそうですし、1人掛けソファーを置いてみんなでいろんなくつろぎ方が出来そうです。2階リビングで素敵な眺望があればテレビが無くてもそれぞれで楽しめそうな気すらします。

間取りを作るときに色々悩むのがご家族のみなさまが普段どんな過ごし方をして新居ではどこでくつろぐだろうというところです。ダイニングテーブルセットをソファータイプにしてリビングと同一空間でテレビも見やすいとなるとリビングも6帖程度あれば充分すぎますし、本格的に映画など楽しみたいなら別でシアターコーナーに仕上げてもよさそうです。
というわけで家族の過ごし方にもよりますが、8帖あったらみんなでくつろげそうだけど1人~2人でテレビ(動画)鑑賞なら6帖以下でもいけそう、ということでした。
そもそも地上波をみんなでワイワイという日常は年々減少しているのかなと思ってます。時間をあまり使わない部屋は減らして活用する場所に広さとお金をかけた方が日々の充実度も上がりますよね。
限られた予算とスペースでいかに充実した時間をすごせる間取りのご相談は随時承っておりますのでお気軽にご相談ください。
それでは また。
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