2025.06.20

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壁紙選び

みなさまこんにちは。

今週はとても暑い日が続いた真夏のような天気が続きましたね。朝晩や日陰に入ると割と涼しいというのが若干の救いでした。湿度がまだそれほど高くないのでマシですが、6月半ばにして夏が怖くなってきました。さらに温度があがり湿度も上がるとなると冷や汗が。。。エアコンの掃除は前もってやっておいて本当によかったです。

さて、本日は家づくりにおける壁紙選びということでやっていきたいと思います。壁紙といっても実は奥が深いもので選ぶのは色だけではありません。家の快適性にまで影響が出てきますし、最悪のケースでは壁紙選びで家中カビだらけなんてことにもなりかねません。非常に重要なもののひとつであることを念頭に入れながらご紹介させていただきます。

・素材選び

ビニールクロス:日本で最も採用されている壁紙です。色、模様、パターンがかなり豊富でお気に入りが見つかることは間違いないです。探すのも大変です。お値段に関しては非常にリーズナブルなものから用意があるので第一選択肢になりやすいです。

紙クロス:木材を原料としたパルプを使用しており、ビニールにはない風合を出してくれます。通気性もあるためお部屋の湿度などを下げる助けにも。素材が薄く材料、成功手間も含めて費用は少し高くなります。紙クロス独特の上質な空間に仕上がります。

織物クロス:紙よりもボリュームがあるためさらに上質な空間に仕上がるのが織物クロスです。こちらも調湿性などの副作用もあり、非常に丈夫な素材です。イニシャルコストはかかりますが、耐久性は非常に高いものなのでトータルコストは下がります。製造している会社が少ないので選べる種類が少々すくないのはやむを得ないところです。

塗壁:漆喰や珪藻土が主に使用されるのが塗壁です。クロスではない為仕上がりにつなぎ目などはなく、非常に美しい仕上がりになります。こちらも調湿、消臭効果なども期待できて非常にすぐれたものなります。ひび割れを起こす場合があるというリスクはありますが、気にしないことをおすすめします。こちらもコストはかかります。ビニールクロスの数倍はするためメインとしたお部屋のみなど部分使用がよいでしょう。

木:天井の板張りはしばしば目にすることもありますが、壁まで板張りにするケースは少ないですが、こちらも調湿やさらに断熱機能まで発揮してくれます。木の香りもほのかにするのでかなり個性的な空間が出来上がります。色合いによっては圧迫感が出てしまうこと、変形のリスクもあります。材質でもかなり値段に差が出るのでしっかり相談しながら進めるべきです。

石:非常に高級感がでる石張り。壁の強度を高めるなど設置の準備にも費用が掛かり材料もそれなりかかります。アクセントでの部分使用をされる方がほとんどです。石の素材によって金額は非常に大きく変わるので予算を決めてすすめることをおすすめします。圧倒的な存在感は石張りでしか出せないかもしれません。

・基本的な色選び

白系の淡い色:全体をまとめるのに適しており、お部屋が広く感じられます。無難という指摘もありますが、非常に合わせやすくシンプルなので飽きにくい色見でもあります。

家具から選ぶ色:壁紙から配色を考えると家具が入ってない状態ではきれいでも家具が入ったとたんにちぐはぐになることも。ソファーなど大きい家具の色を考慮して決めていくと全体の統一感はとりやすくなります。

いかがでしたでしょう。各項目簡単なご紹介になってしまっていますが、壁選ぶのも色々あるんだなーくらいでも思ってもらえたら幸いです。壁紙なら張り替えもかならず出てきますし、やり替えが起こらないものでもないのであまり重く考えずに大好きな空間になるように選んでいってもらえればいいなと思ってます。

それではまた。


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