2025.06.13
BLOG
昭和と令和の家の違い
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
雨が降ったり夏日がきたりと非常に不安定な6月ですね。暑い日でも朝夕はまだ涼しいですよね。一昔前まで真夏でもこのくらいだったような気がしてます。夏休みに30℃に達したら暑くて大変!なんていっていた記憶がかすかにあります。もはや今や40℃超えのニュースをみても、盆地の方々は大変だな、くらいしか思わなくっていますよね。令和は恐ろしいです。
弊社の社長は昭和に生まれ昭和を生きてきた方です。私も生まれは昭和なので懐かしさを感じる部分と古く感じる部分が入り混じる世代です。時代が移り変わっていくとトレンドも大きく変わっていきます。ファッションなどは数十年でまためぐっていくようですが、はたして住宅はどうなのでしょうか。ちょっと気になったので今日は間取りを交えて少し比べてみました。
・昭和の間取り図

・特徴
縁側、廊下がある。窓が多い。ダイニングとキッチンは分かれてる
・広さ
昭和:40~70坪。お客様が来る前提で広ければ広いほどいい。
・間取り
廊下が南側に広がって窓が多い。断熱や気密という概念はあまりなく、通風で換気や涼をとる。布団以外の収納はタンスなどでまかなう。お風呂大き目ではじっこ。
・令和の間取り図

・特徴
窓は少な目。廊下はない。LDKがひとつの空間。
・広さ
30~40坪。家族のみの空間で省スペース効率化がかなり進んでいる。
・令和の間取り
温熱環境を考慮し、窓は南側に集中させ、他はあまりない。廊下は玄関ホール程度。動線をコンパクトにしている。収納は小まめにある。
家族の役割や家でのくつろぎかた、過ごし方も違っているので間取りが違ってくるのは当然です。加えて平均気温やゲリラ豪雨など気象環境も大きく変貌しているので間取りと共に快適に過ごせる材料選びも変わってきました。どちらがいいというわけではありませんが、時代に沿って家も変わってきているというのがわかっていただけたと思います。
いかがでしたでしょうか。
時代と共に流行は移り変わっていきます。場合によっては正しいとされていたことまで変わることもありますもんね。家はとても高級なものなのでこまめにトレンドが変わるというのも難しいのですが、提供する側として時代遅れにならないよう日々精進いたします。
ちなみにですが、間取りはささっと書いたものなので少々雑な部分がありますが、ご容赦いただけると幸いです。
それではまた。
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