2024.11.01
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片流れ屋根
ようやく秋らしくなってきましたね。ですが時すでに11月です。
あと2ヶ月で今年も終わりです。早いものです。早すぎます。
今回は屋根についてのお話です。屋根の中でも片流れ屋根についてだけのお話です。
片流れ屋根とは一枚の屋根面が一方向に傾斜している屋根形状のことをいいます。
もともとは物置などの小さな建物に用いられることが多かったものです。少し前から木造住宅でもスタイリッシュでオシャレだということで用いられています。近年だと軒ゼロのキューブ型の建物で採用されることも多いように感じます。マンションやビルなどでよく用いられる陸屋根(りく、ろくやね)は水平なものを指すので異なるものではあります。
オシャレさや、外観のみで選びがちな屋根のスタイルですが、それぞれに用いる理由やいいところなどがあるんです。
・用いる理由1:太陽光パネルをのせやすい
屋根を南面に向けると全面に太陽光パネルをのせることが出来ます。南向きなので発電効率もよく、蓄電池の導入を検討している方などは大容量分のパネルも可能になるので片流れ屋根はとても有利になります。
・用いる理由2:費用の安さ
他の屋根の構造に比べてシンプルな構造かつ、雨どいも片側だけへの取付になるので初期費用は比較的安価になります。少しでも費用を抑えたい方は検討の余地があります。
・いいところ1:屋根裏空間の活用
屋根のすぐ下のいわゆる屋根裏空間を有効活用しやすくなります。屋根勾配を緩めに調節すると空間もより大きくとれ、天井高も確保できるので活用の幅も広がります。
・注意点:雨漏りリスク
屋根の棟(上にいってる方)は雨が伝って雨漏りリスクが増します。実際雨漏りの報告で片流れの確率は高いそうです。もちろんしっかり施工すればリスクに対応することは可能で、信用・信頼できる腕のいい屋根屋さんを選ぶ必要があります。もちろんそういった会社様としかお付合いしていないのでご安心ください。
いかがでしたでしょうか。屋根の形状でお悩みの方の一助になれていれば幸いです。
もちろん外観の好き、嫌いで選ぶことはいいことです。だってカッコ悪いと思う家よりかっこいいと思う家に毎日帰りたいですもん。なので後付けでもいいのでいいところや注意点を理解しているだけで充分かと思います。屋根の形状だけでもお気軽にご相談ください。
それにしても大谷さん 凄いですね。漫画にしたら話が出来過ぎていてドラマ性にかけてしまうかもしれないくらいの人生ですね。その結果を得るに至るまでされてきた努力や犠牲にしてきたものがこれを生んでいると思うといや、思えません。まさに偉業です。おめでとうございます。
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