2024.06.28

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茨城は平屋が増える

みなさま こんにちは

不安定な天気が続きますが、いかがおすごしでしょうか?先日少し体調を崩しましたが、結果的になんてことはなかったのですが、連日の激しい気温差のせいにしているのでみなさまもお気を付けください。

さて、本日は少し先の話にはなるのですが、2025年4月(予定)から変わる住宅についてのお話です。

みなさまは確認申請なるものをご存じでしょうか?

これは設計事務所が主とする業務のひとつで、建物を建てる際に“こんな建物建てますよ”という申請になります。この許可が下りないと建物は原則建てられません。それがご自分の土地であったとしてもです。許可を得ない場合は違法建築となります。

その建築確認の手続内容が2025年4月着工のものから見直されます。

今までは建物に関する基本的な図面等を提出し、問題がなければ申請が通りました。ですが、変更後は構造つまり耐震についてのものと、省エネに関するものも合わせて提出が義務付けられます。

今後建つ家がより丈夫で省エネになるのだからいいのでは?

ですが、より堅牢にするために木材や補強する金具が増えたり、省エネにするために少し高価な設備を入れざるを得ないなんてことが発生します。そして設計の仕事量が明らかに増えるため費用も多くかかることになるでしょう。

そんなことで住宅の値段がまた上がらざるを得ないような状況になるのです。

ここで標題に戻ります。

この改訂にはひとつ例外があります。延べ床面積200㎡(約60坪)以下の木造平屋建ては現状の建築に係わる基本的な図面の提出のみのままでよいことになっています。

つまり、60坪以下の平屋ならコストが抑えられる傾向にあるということです。

まして私たちの住む茨城県は比較的土地を広く確保することが比較的容易なエリアです。

現在のトレンドですと30坪くらいになるでしょうか。もちろん取り扱う住宅会社によって差は出てくるでしょうが、価格への転換は概ね避けられないように思います。

2025年4月着工から変更が適応されるので家づくりをこれからはじめる方たちには影響が出てくるものになるはずです。

こういった理由で平屋が増えてくるのではないかと推測しています。

とはいえ、実際にはどうなるかわからないので一つの意見として温かい目で見てもらえると幸いです。

つくば市や守谷市、つくばみらい市が圧倒的に人気ですが、広い土地が確保しやすい常総市もおすすめですよ。


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