2024.02.23
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強風で起こりえる住宅のトラブル
みなさま こんにちは。
2月って寒くて凍えてる記憶だったのですが、桜が咲いてみたりスケートリンクの氷が解けて営業できなかったりとなかなか想定外の気象が続いていますが、みなさまいかがおすごしでしょうか。
季節はずれの陽気もさることながら、強風や突風が発生している日も多く感じています。そこで本日は強風が起こす住宅のトラブルについて考えていこうと思います。
もちろんではありますが、ちょっとした風が吹いたくらいでは家は壊れません。壊れてもらっては困ります。ですが、突風や台風などが発生するとその限りではありません。なにも起きないようにしっかりと施工は実施しているはずではありますが、自然環境に関してはもはや予測が困難です。なのでどんなことが起こりえるのかということを知っておくことがとても重要になります。
① 屋根材が剥がれる
もちろんきちんと施工されていればそう容易く剥がれるものではありませんが、瓦やカラーベストの屋根材の場合、剥がれる危険はあります。瓦は耐久性、カラーベストはコストパフォーマンスに優れている特徴はありますが、比較的小さなものが連続して屋根をなしているという特徴があります。そのため、劣化などがあった場合に強度が弱っている部分が剥がれたりするケースがあります。
② 屋根が飛ぶ
ここまでの風となると、もはや風や突風というよりは台風や竜巻などの風になりますが、実際に起こりえる問題です。
風での屋根被害は平均風速15m/s(風に向かって歩くのが困難な状態)を超えると発生し始めると言われています。また、台風による建物の被害の多くは屋根被害です。建物が心配になるほどの強風あった際は、翌朝など風が収まってから確認するようにしましょう。雨が降っていると雨漏りも心配ですが、飛散物などで怪我をしてしまっては元も子もなくなってしまいますのでお気を付けください。
③ 窓ガラスが割れる
強風などによる飛来物が窓に勢いよくぶつかり窓ガラスが割れてしまうことが起こりえます。近年の窓は複層ガラスになっていることが多く、近所のガラス屋さんに連絡して、簡単に交換できるものではなくてってきています。まずは飛散防止のために、強風が予想される日はテープなどを縦横斜めに貼ったり、雨戸を閉めるなどは行いましょう。
また、対策も必要ではありますが、台風が来るとわかるのはせいぜい数日前です。しっかりとした対策で最も有効なのは屋根の定期点検です。10年くらいの間隔での点検が理想です。
家の素材でメンテナンスフリーというものは基本的にはないと考えています。まして屋根は雨風や直射日光を最も浴びている部分です。破損した箇所が落下して、家族や周辺の方々に怪我をさせてしまっては取り返しがつきません。悪天候の後は、家の周囲を確認してみるということも異変に気が付く大切な行動になります。
持家で長く住みたい方こそ、定期メンテナンスを蔑ろにせずに実施しましょう。
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