まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。雨が降る度に車の汚れが非常に目立つのは静電気なのかコーティングが劣化しているのか。まだ花粉は来ていないのに先が思いやられます。

みなさま　こんにちは。住宅担当福田です。

住宅の取得にあたりほとんどの方が避けて通れない住宅ローン。どんなに建築コストの削減を見直しても圧倒的に高くつくのがこの金利というものです。間取りや調度品にすごくこだわる一方で住宅ローン選びを疎かにしてしまうと先々のイベントや月々のやりくりがなかなか大変なことになる可能性を秘めています。

現在上昇傾向にあるのは固定金利です。変動金利は今のところほぼ横ばいです。なぜ変動金利が上昇していないかは二つの金利の根拠になるものが違うからです。フラット35で見てみるとこの半年で約0.4%程度、金利が上昇しています。ですが、住宅ローン選びについて、最安だからそれが一番良いものかというと一概には言えません。確かに変動金利最安値と固定金利の高いものを比較すると約1.5％の開きがあります。

あくまで参考値ですが、月々の返済額は21,000円も変わります。これだけ見れば大多数の方は変動金利を考えます。ですが、金融機関ごとの審査の違いや、手数料や団信について、金利上昇リスクとネガティブな要素もあります。大手企業などから始まっている賃上げを皮切りに、景気や経済が好転するかもしれないポジティブな要素もあります。その時々や利用される方の考え方や状況によるところが大きいのでどちらがいいものとは言えません。固定金利もこの金利のままかと言われると現状だけでも下げられる方策はありますし、もう少し低い金利の金融機関もあります。

お金の話はつい後回しだったり、抱え込んだりしがちになってしまします。設計事務所ではありますが、それ故に忖度なしでご相談をお受けできますのでお気軽にご連絡ください。

少し前に観たスパイ映画の影響で、金利の推移と裏社会の関りがあるのではないかと夢想してしまいがちですが、現実はもっと恐ろしいのかもしれません。

それではまた。